アジアのセックス博物館秘話

セックスを取り扱った博物館なんてヨーロッパにしかない、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はアジアにも幾つかあり、もちろん日本にも数軒存在しています。しかし西洋のものとは異なり、あまり知名度はなく、中には閉館となってしまった所もあるそうです。なぜ東と西でこれほどに違いがあるのか、疑問でならないことでしょう。ですので今回は、知られざる東洋のセックス博物館事情について考えてみました。
性の伝統!昔は多かった秘宝館!!でも今は閉館の危機!?
現在、佐賀県には日本にある中では最高傑作との呼び声高い秘宝館、所謂性風俗に関する建物があるのですが、残念なことに2014年の3月に閉館するそうです。かつて我が国には50以上もの秘宝館があり、海外同様に観光客を楽しませ、時に性の知識を深める手助けとなっていました。しかし、昨今は人々の知らない所で次々と閉鎖が決定し、今や数える程しかありません。理由としては娯楽の多様化と、性に関して消極的な国民性が関係していると考えられます。

明治時代より以前は、日本はアメリカにも劣らない性にオープンな国でしたが、急速な文化の発展と共に、西洋的価値観を積極的に取り入れることで、性欲に対する「恥じらい」を必要以上に強めてしまいました。おかげでセックスに関係があるものが人目に触れることを異常に気にするようになり、結果として秘宝館のような建物に対してネガティブな感情を持つようになり、あまり足を運ぶことがなくなったのかもしれません。

お隣も一緒?アジア諸国のセックス観光は弱気??
しかし、とりわけ我が国だけが性関連のことを避けているという訳ではなく、他のアジア諸国でも開けっ広げに性を取り上げてはいないようです。中国や韓国などでも細々と営業はしていますが、展示の仕方もオランダのような面白可笑しい感じではなく、性に関する歴史や本、絵や土器といったものがあり、学術的な興味でもなければ、まず立ち寄ろうとは考えません。入場料も割と高めらしく、色々な意味で敷居が高いと言えるでしょう。ディスプレイも美術品のように格好よくされていることからも、現地の方々が真面目に捉えていることが窺えます。

ヨーロッパ同様、アジア諸国にもセックスミュージアムは存在し、色々な性的な展示物を扱っています。しかし、東洋の控えめで消極的な民族性が現れているのか、西洋のような大胆かつ過激なものはあまりなく、観光名所としての知名度も高くありません。日本に関しては「恥じらい」の考えから数を減らしてさえいます。確かに、所構わず性的な話題を口にするのはマナーに欠けるかもしれませんが、極端になくしては性の知識を子ども達に伝えることも出来ません。ですので、我が子にセックスの正しい知識を持ってもらうためにも、素晴らしい秘宝館は残していく必要があるでしょう。