糖尿病が男と女の性機能へ悪影響を与える!?

近年、生活習慣病患者がかなり増えてきています。原因の多くは肥満と運動不足で中高年はもちろん、最近では若い世代でもかかってしまう人は増加傾向にあります。特に糖尿病は患者数が多く合併症で悩んでいる人もたくさんいます。中でも問題なのが性的機能への影響です。糖尿病によって引き起こされる可能性がある性障害について見ていきましょう。
糖尿病とはどんな病気なのか?
簡単に言えば糖尿病とは血糖値が通常よりかなり高くなってしまう病気です。インスリンが上手く機能しなくなってしまい糖をエネルギーとして使用できなくなることから血中に糖分が溢れてしまいます。糖尿病は初期症状こそありませんが放っておくと様々な合併症を引き起こしてしまうという特徴を持っています。神経障害、網膜症、腎臓への影響などが主なものとなります。
また血液の流れが悪くなってしまうことから性機能への障害も大きくなります。男性の場合は勃起不全、女性の場合はオーガズム障害などが起きてしまうのです。
男性の性的障害
糖尿病とEDは大きく関わりがあります。欧米の調査ではED患者の内50%以上が糖尿病の合併症という結果が出ています。血中の糖濃度が高まることで血流が悪くなり、さらに血管がもろくなっていきます。長期間その状態が続くと体全体の血流が悪化し、勃起に必要な血液も流れにくくなってしまうのです。歳を取ってから勃ちにくくなった、中折れしやすいという人は糖尿病を疑ってみた方がいいかもしれません。
女性にも性的障害が出る
糖尿病が影響するのは男性だけではありません。女性も性機能に障害が出るようになってしまいます。糖尿病によって血管が詰まると様々な体液の循環が悪くなってきます。口や目が乾いてしまったりもしますし、愛液が出にくくなるという症状にも悩まされてしまうのです。膣の潤滑困難になると性交痛を感じやすくなりセックスレスになってしまう恐れもあります。
またオーガズム障害も糖尿病由来である可能性があります。血流が悪化してしまいクリトリスや膣の充血がしにくくなることが原因です。実際にアメリカの研究では糖尿病患者は健康な女性に比べると性的満足度が低いという結果が出ています。
治療をするために
糖尿病の治療は決して複雑ではありません。食事のコントロールや適度な運動をすれば普通の生活を送ることができるのです。また男性の場合はバイアグラを使用することで性生活を取り戻すことも可能です。糖尿病治療と並行しながらでもセックスを楽しめるというわけですね。専門の医師に相談すれば処方してくれますのでまずは一度足を運んでみましょう。